【エンター・ザ・ボイド】は本気でやばいドラッグムービー
こんにちは
どす黒い映画が好きな@Minematsu_sです。
今回は僕が今まで観てきた映画の中で、一番どす黒くて、後味の悪い映画をご紹介します。
しかし、『気持ち悪い』と『気持ち良い』は紙一重なのではないかと気づかされる映画です。
その名も『エンターザボイド』
今までもドラッグムービーはご紹介してきましたが、どれも妙にさわやかであったり、世界観がおしゃれだったりしました。
(ドラッグは絶対ダメです。ドラッグムービー観てるとマジで人生滅ぶなーと思います。)
しかしこのエンターザボイドは、完全にトリップ目的で作られたのではないかと思うほどです。
先に言っておきますが、エンターザボイドは観るのに覚悟がいる映画です。
また、ひと昔前のポリゴン現象が起こる可能性がございますので、部屋を明るくした方がいいかもしれません。
暗くした方が、エンターザボイドの世界観はバッチリつかめると思いますが、何かあっても私は責任とれません(´;ω;`)
※過去に妊娠や、出産でつらいご経験のある方は、観ない方がいいです。
最初のスタッフロールからとんでもない。
まずエンターザボイドのことを書く前に、オープニングで流れるこのスタッフロールを見てみてください。
1分くらいから狂い始めます。 (外出先ならイヤホンつけといた方がいいよー)
Enter the Void - Opening Title Sequence | IFC Films
完全にイってますね!
かっこいいんですよこれが!
この感じが好きな人は、お酒3杯くらいはいけるんじゃないですか?
映画でこんなことしちゃうんだって感じですよ。
しかもこれオープニングのスタッフロール!
このスタッフロールがしっくりきましたら、どうぞ続きを読んでください。
エンターザボイドという映画
エンターザボイドは、鬼才『ギャスパー・ノエ』監督の作品で、2010年の映画です。
セックスと輪廻を題材に作られた映画です。 (そうそう。そういえばR18です。)
しかも驚くポイントが、実はこの『エンターザボイド』東京を舞台にした映画なのです。
ギャスパー・ノエ監督いわく「東京はセックスに取りつかれた街」とのこと。
東京って海外の方から見てもそういうイメージなんですね。
内容は主人公が東京で麻薬のディーラーをやっていて、ある時警察に追われてトイレに逃げ込みます。
トイレであわてて所持している麻薬を処分しようとしたところ、いきなり射殺!
そこから主人公の魂がフワフワと空に浮かんでいき(幽体離脱ともいうんでしょうか?)浮遊している映像が流れます。
エンターザボイドの面白いところは、ずっと『主人公の主観』なところです。
警察に追われているときも、自分でドラッグをしているときも主人公目線です。
鏡を見るシーンがあるのですが、そこで主人公の顔を把握できました。
射殺された後もずっと輪廻映像を主観で見ることになります。
死んだあと魂になり、ラブホで性行為している男女たちを観察し、命の種を見つけ転生を果たす。
そんなストーリーです。
エンターザボイドは映像作品!?
エンターザボイドは、ストーリーをしっかり把握していくという映画ではないと思います。
がっちり性行為の場面も映ってますので、男女とかで一緒に見ると気まずいですよ~。
ストーリーのほとんどが魂になって浮遊している映像なのですが、この浮遊映像が美しすぎるのです。 (でも苦手な方もいると思います)
エンターザボイドは魂になって浮遊する前から、映像で魅了してきます。
映画というよりは、映像作品として観た方がいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか?
かなり賛否両論な映画だと思います。
めっちゃ好きになるか、二度と見るかぁってなるかどっちかだと思います。
でも、僕自身めちゃくちゃ好きですけど、二回目観たいかと言われると考えます。笑
もう観たことがある分、かなり覚悟を決めないと観れないです。
「最近映画から刺激を受けていないな」と思うそこのあなた!
ぜひ一度観てみてはいかがでしょうか?
責任は取りませんがね。
>[DVD洋]エンター ザ ボイド/新品DVD(新品未開封DVD)(NEW201609) 価格:1,680円 |
関連記事ですよ~