映画、ドラッグストアカウボーイの良さ。
『ドラッグストアカウボーイ』
名前は聞いたことがあるかもしれませんが、観たことないという人が意外と多いです。
この映画、当ブログのタイトルのもとになってるぐらいなので、大好きな映画であることはバレバレだと思います。
ファッションはもちろんですが、映像もとてもかっこよくて引き込まれる映画なので、アツく紹介したいと思います!
このブログを読んで、僕と『ドラッグストアカウボーイ仲間』になってもらえたら嬉しいです!
ドラッグストアカウボーイという映画
ドラッグストアカウボーイは、1989年に公開されたアメリカの映画です。
僕の大好きなガス・ヴァン・サント監督のデビュー作です。
ガス・ヴァン・サント監督は、10代後半~20代前半くらいの青年の心境を描くのがとても上手です。
「あ~、なんかわかるなぁ」と、共感してしまうところがたくさんある素晴らしい映画を撮る人です。
正直最初に観たときはあまりハマれなかったのですが、気づいたら何度もくりかえし見てしまっていて、今では大好きになった不思議な映画です。
映画の内容は、ドラッグ好きな(ダメ、絶対!)若者グループが、ドラッグストアを襲ってダメダメな生活を送っていました。
そんなある日、メンバーの一人がジンクス(縁起の悪いこと)を破ってしまって、次々と悪いことに巻き込まれてしまう・・・というお話です。
シンプルな内容ですが、だからこそ演出やファッションが目立ちますね。
とてもおすすめです!
ドラッグストアカウボーイのファッション
ドラッグストアカウボーイは今でもおしゃれ映画として有名ですが、登場人物は正直野暮ったいんです。
だけど、おしゃれ・・・
この感じわかってほしい・・・!
登場人物はファッションに気を使ってるっていう感じでもなく、さらっとクタクタの服に袖を通します。
だけど、それがおしゃれ!
なぜかおしゃれ!
ところで皆さん気づきませんか?
【90年代】
【野暮ったい】
【アメリカ】
と続くとアレですよね?
そう!グランジファッション!
カートコバーン!
この映画はグランジが流行る前ですが、その雰囲気を感じさせます。
クタクタのレザージャケット
ローファー
まさに鉄板コーディネートです。
ドラッグストアカウボーイの音楽
ドラッグストアカウボーイでかかっている音楽はとても特徴的です。
ところどころで使われる
Abbey Lincolnの”For All We Know”
Drugstore Cowboy Intro - Abbey Lincoln
ドラッグストアカウボーイのテーマソングです。
Desmond Dekkerの”Israelites”は、
シリアスな映画の内容と、軽快な音楽のミスマッチ具合がいいです
Desmond Dekker - Israelites 1968
他にも60年代のガレージロックバンドなど、幅広い音楽が使われています。
デビュー作にして監督のセンスの良さが伝わりますね。
いい映画にはいい音楽が流れている、と僕は思います。
音楽が好きならば、好きな映画から辿っていくのもオススメです。
まとめ
ドラッグストアカウボーイは、いろいろと考えさせる映画になってます。
友達のことやこれからのことを考え直すきっかけを与えてくれる映画なのかもしれません。
観た後はずっしり重たくなってしまう映画かもしれませんが、 最後の主人公を見ると、未来を見据えた目つきをしています。
その表情が妙にさわやかで、なんだか勇気づけられる不思議な映画です。
ドラッグストアカウボーイは本当に好きな映画なので、もっと長く語りたい・・・
ですが、キリがないので今回はこの辺りで・・・
少しでも興味が出たらぜひ観てみてくださいね!
Minematsu